nao2001's diary

なおちゃんの気まぐれブログ

オレゴン・ピノ・ノワールの良さを十二分に堪能できるイチオシ・ワイン

オレゴンピノ・ノワールのよさを十二分に堪能できる、
イチオシ・ワイン!

往々にして上級キュベよりも高い評価を得るこのワインは、
オレゴンのいくつかの畑のピノ・ノワールブレンドして
生まれたバランス感覚のよさを感じます!。

なにしろ、このワインは、
あの[カリフォルニアのロマネ・コンティ]として名高い
[カレラ]の初代ワインメーカーとして、そのワイン造りに深く携わり、
そのノウハウと精神を受け継ぎ、ピノ・ノワールの楽園であるオレゴンで、
その理想を実現するスティーブ・ドーナーです。

ワイナリー設立以来、
一貫してワインメーカーをつとめる職人気質の醸造家です。

そのワインとは
[クリストム・マウント・ジェファーソン・キュベ・ピノ・ノワール 2015]

造り手である[クリストム]のワインメーカーを努めるスティーヴ・ドーナーは、
【カリフォルニアのロマネ・コンティ
として日本でも絶大な人気がある[カレラ]の初代ワインメーカー。

カレラのオーナーであるジョシュ・ジェンセンは、
当時はワイン造りの細かな点や化学的なことについては素人でしたから、
生化学者であったスティーヴ・ドーナーと、
正に二人三脚でカレラのスタイルを築きあげていきました。

そんな彼の信条は、今でも
『ワインメーカーの仕事は、自然の力を最大限に生かすこと』
ということ。

カレラと同じく、野生酵母にこだわり、
また、茎を取り除くことなくブドウを圧搾することにもこだわります。
これらは、カレラやロマネ・コンティでおこなわれている重要なステップで、
やはり目指すはブルゴーニュの伝統的スタイルです。

カレラでの経験と手腕が評判を呼び、[クリストム]の設立を機に、
初代ワインメーカーになったのでした。
彼にとっては、オレゴンの土壌や気候は
ピノ・ノワールの栽培・醸造にとって理想的だったのです。

そんなクリストムのワインの単一畑ピノ・ノワールたちは評価も高く、
ロバート・パーカー主宰の【ワイン・アドヴォケート誌】でも
軒並み92点、93点といった高い評価を得ているわけなのですが、
価格も今や10,000円を超えるワインです。
そんな中、それら単一畑およびウィラメット・バレーの
契約農家から厳選されたブドウをブレンドして造り出されているのが、
この[ジェファーソン・キュベ]です。

最も安いクラスのワインだといって馬鹿にはできないのが、
この造り手の凄いところで、

2007年ヴィンテージはデカンター誌で、
【ベスト・ニュー・ワールド赤】に選ばれ、
2008年ヴィンテージは、[ワイン・アンド・スピリッツ誌]で、
94点【ベストバイ・ワイン】を獲得。

そして、ここ日本でも2011年10月に発刊された
[ハズレなし!お値打ちワイン厳選301本」という本でも、
インポーターが推薦する1500本の中から、
わずか13本しか選ばれなかった【太鼓判ワイン】にリストイン。

1500本中の13本というのは、1%にも満たない頂点に位置します。
世界各国のワインがひしめくここ日本で認められた
安定した実力とコストパフォーマンスのおかげでしょう。

マウント・ジェファーソン・キュベは、
往々にして上級キュベである単一畑のピノ・ノワールよりも
高く評価されることも多いのですが、
それは、なんといってもウィラメット・ヴァレーの
いくつかの畑をブレンドして生み出される、
ブレンドの自由度の高いこのワインのよさが、
いかんなく発揮されているからなのです。
綺麗で洗練されたスタイル、高いミネラル感
引き締まったボディをもつ官能的な味わいは、
多くのクリストム・ファンを持っています。

今回ご紹介する2015年ヴィンテージも、
元ワインスペクテーター誌のテースターである
ジェームス・サックリング氏より【95点】を獲得するほか、
[ヴィノス]、[ワイン・ エンシュージアスト誌]からは【91点】など
安定した評価を受けるワインです。

イチゴやラズベリー、野生のハーブ、オレンジの皮のニュアンスなど、
綺麗でミネラリー、ナチュラルな味わいを持つ、今が飲み頃のワインです!。

 


クリストム・マウント・ジェファーソン・キュベ・ピノ・ノワール 2015